断熱サッシュのはなし

写真;断熱サッシュ、ペアガラスとともに、RCZシステムでは標準スペックの収まり


断熱サッシュというのをご存知でしょうか?環境基準の向上とともに、今や住宅でも新築の場合標準スペックになってきました。

ガラスやアルミサッシュという建築部品は、いまは当然のものと思われていますが、これは戦後のものです。戦前はガラスサッシュは木製やスチール製が中心で、いちいち特注していました。鉄の場合サビの問題もあり、メンテナンスも大変でした。木製サッシュも木造建築だけでなく、レンガ造やRC造の建物などに多く使われていました。(※実は木製サッシュは断熱性能という意味では性能がよく、火の危険性のない地域などでは、今でも有効である。耐火木造サッシュなども出てきている)


いろいろ話題の文藝春秋本社ビル。日本最初期のアルミサッシュ。竹中工務店の設計施工。サッシュ図は全て特注で設計部員の手書き!


アルミサッシュの登場は、戦後の高度成長期で、私が以前いた竹中工務店でも、私の大先輩たちが、ひとつのプロジェクト毎にサッシュを開発していた、サッシュ図をそれぞれ手書きして指示していな、という話を酒の席でよく伺ったものでした。

アルミサッシュが工業製品化されたのは、近年の話ですが、当然、日本の気候環境から、屋根材と同じく最初は雨の収まりのことばかりを考えていて、断熱などあまり意識していませんでした。

断熱性能の向上が叫ばれるようになったのは、1990年代からです。建物の壁をいくら高断熱にしても、窓からの熱欠損が大きいと意味がありません。窓からのエネルギー流出は、結構大きいのです。近年は、ガラスのペアガラス化、UVカットなどとともに、サッシュの断熱性能も上がり、以前のものとははるかに高い断熱性を確保しています。

RCZ工法システムは、新日軽の断熱サッシュを使用して、高い断熱性能を確保しています。また、寒い木造住宅にお住まいのあなた、断熱性能を向上させたい、といった場合も、是非お気軽にご相談下さい。断熱性能を向上させて、あったかい家に住みませんか?


引き違いの断熱サッシュ断面イメージ

サッシュの簡略図、ペアガラスの隙間に空気層があるのがわかる

かつての単板ガラスとペアガラス(複層ガラス)との熱貫流率の差。性能が4倍になっている。


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