書評「住宅が資産になる日」

私がいろいろお世話になっている「社団法人 不動産総合戦略協会」の理事長、村林正次さんの書かれた「住宅が資産になる日」についての書評をK&FACTORYのブログにアップしました。資産にならない住宅を、これから「資産」にしていくために、RCZシステムもあると考えています。ぜひご一読を。

書評「住宅が資産になる日」

将来の改修を見越した、「壊せる」プランニング

子供たちに渡せる家づくり、というテーマで、RC住宅を計画するなかで留意すべき点が、全ての壁をRCで作らない、ということです。外壁は基本性能を確保できるようにしっかり作り込む、しかし、内部の間仕切りは、構造的に必要な部分を除いて、乾式構造、木や、軽量鉄骨、またはコンクリートブロックで組んでおくことが望ましい、将来の家族構成の変化に合わせて、部屋を割ったり広げたりできるからです。例えば、2人の子どもが小学校に入ったら部屋を2つに分割して、片方が社会人になって出て行ったら、広げて趣味の部屋に、、、また、水周り、ユニットバスなども、乾式の壁で囲んでおくと将来の入れ替えがしやすいです。何世代も長持ちする住宅は、ある程度の変化に耐えられるフレキシブルなスペース構成が可能なように作っておくべきなのです。


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資産としての住宅についてのお話/不動産業を営む永冨さんと

コラムのページに、知人で不動産業を営む永冨さんと、「資産としての住宅についてのお話」について対話しています。超高齢化社会や、人口減少に向けて、こどもたちにどんな住宅を資産として渡していけるか、について、いくつかの視点から具体的な話も交えて書いています。対話形式なので読みやすいと思います。

→資産としての住宅についてのお話/不動産業を営む永冨さんと


RCZ住宅の、次世代に渡せる資産としての位置付け、魅力について書いています。不透明な未来に向けての資産として、少しでも考えるきっかけになれば幸いです。


 

アートの器としての住宅

T邸の施主もアートコレクター。アートが問題なく保管されている。写真はリビングにかかるアーティスト「国民投票」の作品。トップライトから壁に光を当てている。


私たちのデザインパートナーであるmatt鈴木が、RCZ住宅に注目したたのは、もうひとつの彼の専門である現代アートの保管がきっかけでした。

もともとアメリカに住んでいたこともあり、日本の住宅の断熱性の低さ、何より木造住宅の壁の薄さを痛感していました。そして、欧米に比べて高温多湿な日本の環境は、アートにとっても過酷な環境といえます。
また、現代アートはこれまでに比べてもさまざまな素材や、電気などのシステムを使うものもあり、その保存はますます細心の注意が必要なものとなっています。

最近もある住宅にアートを納入しようとしましたが、その住宅が結露でトラブルを起こしているため、納入できなくなったという事例がありました。
人間に対しててだけでなく、アートにとって、カビや痛みの原因となる結露は大敵です。保管に気を使わず、しばらくして気がついたら高額で購入したお気に入りのアートが痛んでいた、裏側にカビが生えた、などの例は枚挙にいとまがないほどです。

RCZ工法は、これまでいろいろ述べたとおり、結露を起こしづらいシステムです。
また、コンクリートということあり、セキュリティ上も安心感があります。mattはそこに注目し、RCZ工法を自分のアートコレクターが住宅を建てる時に工法として勧めるようになりました。
そして、その結果、これまでいくつか建てた中でアートを置いた実績としても、結露などの問題がなく、アートの保管に有効だということが証明されています。

RCZ工法による住宅は、人間にやさしいだけでなく、アートの器として極めて有効なものでもあるのです。

資産としての住宅

コラムのページに資産としての住宅のページを追加しました。なぜ日本の住宅そのものが資産価値をもたないのかについて、戦前の住宅のあり方から戦後の持ち家政策の流れをふまえた考察です。これからの土地利用を考えている方など、お時間があるとき是非。

資産としての住宅