RCモノコック構造とは?

モノコック構造とは、飛行機のように外皮全体が構造体として機能するものを呼びます。構造としては最も合理的な考え方で、強度的にも極めて強いシステムです。

木造住宅の構造は木の柱と梁が主体です。柱は通常105mm角の木材を基本としており、そこに補強としての筋交いや構造用合板などによって耐震壁を構成します。柱はコンクリートの基礎に乗っていて固定はされていますが一体型形成ではないのでけして強固なものとは言えません。このように木造の場合接合部に問題はありますが、最近では良い構造金物なども開発されてきました。

柱と梁を組み合わせることによって構造体が構成される木造と、壁全体でもたせる壁構造では強度に大きな違いがあります。

RCZのモノコック構造は、6枚の鉄筋コンクリートの構造体で構成され柱はありません (4枚の壁と床そして屋根が一体となって箱型構造物を形成します)。壁全体が耐力壁として機能するので非常にバランスが良く強固なシステムです。

柱がないため大きなスパンを飛ばすことはできませんが、日本の住宅事情、都市部の敷地を考えると充分な広さが確保できます。(途中に壁柱を入れれば長いスパンも可能で、その分広さも確保できます)また、基礎(床の部分に打設する鉄筋コンクリート)は同時に耐圧盤として施工されるので、こちらの強度も他の構造システムと比べ遥かにに高いのです。

RC造のひとつの問題は、建物全体が重いため地盤に耐力が必要です。軟弱地盤では地盤改良や、鋼管杭を打つ必要があります。入手しようとしている土地が軟弱かどうか調べることがまず先決です。(軟弱な地盤にRC造の建築物が建てられないことはないのですが、基礎に余分な費用が掛かります)

地盤についてはそのエリアの地盤データを基にある程度の判断がつきますし、近隣のボーリングデータを入手することも可能です。出来ましたら土地入手の前に設計事務所にご相談なさるのがよろしいと思います。

地盤マップ 、地盤の検討にはその他近傍のボーリングデータなどが参考になる。


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