家事室がほしい、、、

私たちが設計した「関塚テラスハウス」の家事室、シンプルなデザインですが、収納は百金ショップで買い足すなど、むしろそれが住まい手が使い勝手を考えて足していくことのきっかけになっています。


注文住宅を設計するときにつねにあるのが、「家事室をつくってもらえませんかねえ。。。」というオーダーです。女性ばかりでなく、共働きも多い中、家事室は優先順位が高い注文で、現在相談を受けている住宅でも、家事室は施主から要望されています。

設計としてまずは、洗面などの水回りの近く、洗濯機スペースと隣り合わせで、アイロンがけもしやすいように丈夫な造り付け机、電源は多めに、造り付け机の上は棚、さらに理想を言えば裏側に収納棚、ベランダに面した配置、、、スペースは二坪もあれば十分。フロアはお風呂と抱き合わせが多いため一階が多いですが、ときに日当たりを優先して二階につくることも。また別の設計案件では、奥様が裁縫に熱心なため、大きな家事スペースを確保したり、そのあり方はさまざまです。

通常の賃貸住宅では家事室などまずついていないので、使い勝手の良い家事室は、自分たちでつくった家の象徴的場所のひとつになるでしょう。家事室の設計で気づくことが多いので、私たちも、ご一緒に家事室を設計することを楽しみにしています。


同じく関塚テラスハウスの、もう一つの家事室。トイレと一体化した洗面室と家事室、思い切って扉を外して広さを確保しました。賃貸住宅としてどうなのか、という議論もありましたが、賃貸を決めたきっかげがこの家事室デザインだったとのことで、私たちの心配は杞憂に終わりました。


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